2007年07月17日

校庭芝生化1

東京都は来年度から10年かけて、都内に約2000校ある公立小中学校のすべてで校庭を芝生にする。」
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20061117ur22.htm
そうです。
 
では校庭を芝生化するとどんな良いことがあるのでしょうか?

1.ヒートアイランド効果の抑制
  
2.土埃の防止

3.子供のけが防止と運動能力の向上

などがあげられます。

こんないいことがいっぱいあるのに周りを見渡しても校庭を芝生化している学校があまり見当たりません。

なぜでしょうか。


その辺のことが知りたくて校庭芝生化に詳しい琉球大学農学部助教授で日本芝草学会の会員でもいらっしゃる赤嶺光先生の
ところにお邪魔させていただきました。

赤嶺先生は先ほどあげたような環境保全や子供たちへの教育効果など様々なメリットから、沖縄でも校庭芝生化を盛り上げたいという意志をお持ちの先生です。

校庭芝生化についての知識がほとんどないに等しいわれわれの突然の訪問にもかかわらず、温かく迎えていただき、いろいろと教えて下さいました。



校庭芝生化が広まらない理由、それは学校側が「芝生化のメリット < リスク」と感じていることが大きいということです。

芝生施工時のコスト、施工後も芝刈りや除草などの管理にかかるコスト、そのコストを削減のため管理を教職員でやった場合の負担

そんなことを考えると芝生化に躊躇するのは当然なのかもしれません。

しかし、校庭芝生化が当たり前のアメリカでは芝生の維持費は必要経費としてとらえられ問題にもあがらないそうです。

要するにアメリカの人々の中で「校庭芝生化のメリット > リスク」という認識が一般化しているということでしょう。

東京都杉並区立泉小学校では芝生の校庭で映画鑑賞会が行われたということです。汚れないので躊躇なく寝そべったり座ったりとリラックスできるのでとても開放的な気分になったのではないかと容易に想像ができます。

このように芝生ならではの楽しみを用意し、芝生があるからこそこうした楽しいことができるんだと生徒や保護者、地域の方に感じてもらえれば、学校を中心としてまちぐるみで芝生の校庭を守ろうという意識が芽生え、地域の活性化にもつながるし、維持管理に多くの地域の人がボランティアとしてかかわれば学校側の金銭的、人的負担を減らすこともできるということで校庭の芝生を長く保っている学校の多くはこういった仕組みをとっているようです。


まだまだたくさんの情報を頂きましたが、残りはおいおい報告するとしてとにかく校庭芝生化は工夫次第でたくさんの良い効果を生んでくれることが確認できた一日でした。

赤嶺先生本当にありがとうございました。



  

Posted by オーティーエコ at 01:57Comments(2)TrackBack(0)校庭芝生化